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レゴマインドストームEV3とは?その魅力をレビュー

レゴマインドストームEV3とは?その魅力をレビュー

レゴマインドストームEV3は文字通りレゴブロックをベースに開発されたロボット製作用の教材です。

世界中の学校やロボット教室で教材として採用されており、もちろん日本においても例外ではありません。これほど多くの人々から愛されるレゴマインドストームEV3の魅力はどんなものなのか、製品の特長や教材として使用している教室の紹介を交えてご紹介します。

レゴマインドストームEV3の特徴と魅力

レゴマインドストームEV3の特徴と魅力

レゴマインドストームEV3は2013年に発売されたロボティクス製品(ロボット製作用のブロック)です。

レゴ社とマサチューセッツ工科大学が共同で開発しており、楽しみながら自発的にロボット、プログラミング学習を進めていくことができます。セットにはブロックの他、モーターやセンサーが入っているものの、レゴブロックを基本としているため、手持ちのレゴブロックと組み合わせることができるのも魅力の一つとなっています。

本格的なプログラミングを施し、大変高度なものを作ることができる反面、入力や出力といったことは分かりやすい設計になっているため、使い始めのハードルは大変低くなっています。ロボット教室で教材として採用しているところも多い、オーソドックスなロボット学習教材です。

「EV3」とは?

「EV3」とは?

EV3はBluetooth(BLE)を使って通信を行うパーツです。

超音波センサーやタッチセンサー、カラーセンサーなどのセンサパーツを取り付けることができるのが特徴です。ディスプレイもあり、ロボットの中心部として組み立てていきます。

ロボットの組み立てが済んだら、パソコンやタブレットでプログラミングを施し、実際にEV3を動作させていきます。他のロボット教材と異なる点は、動作させることができるOSが幅広いこと、シンプルに操作できるアプリもあり、使用者のレベルに応じて選べることにあります。

視覚的に操作できるビジュアルプログラミングを採用していますが、ベースとなるソフトは研究者やエンジニアが使うNational Instruments社の「LabVIEW」を使用し開発されています。基本的なプログラミングから、本格的なシステム設計まで長く使用することができるのも特徴です。

YouTubeなどの動画を作り方の参考に

一般に販売されているセットの中に入っているマニュアルは図解だけなので、言語を問わず組み立てることは可能です。しかし、より応用的なロボットを作るために公式サイトを覗くと、日本語版のサイトには作例が載せられていないのが不便な点と言えます。

しかし、YouTubeなどの動画サイトではたくさんのレゴマインドストームEV3でロボットを製作する動画を見ることができます。英語が苦手で公式サイトを見るのが大変だという方は、YouTubeの動画を視聴するのも参考になるでしょう。

教育版や玩具版など、たくさんある種類やバージョンに注意

購入したお店によって対応が異なるので注意しよう

レゴマインドストームEV3には大きく分けて教育版と玩具版があります。どちらも組み立てた後にプログラミングを施し動かす、という工程は変わりませんのでその点は安心してください。

しかし、購入したお店によっては故障した際の対応をしていなかったり、調子が悪くなってしまった部品だけを購入することができなかったり、対応にばらつきがあります。しっかりと内容を確認して購入するように心がけるとよいでしょう。

一般的な通販サイトで購入できるレゴマインドストームEV3は玩具版だと考えてほぼ間違いありません。教育版は主に教材向けとしてロボット教室などを対象に販売されておりますので、個人で買い求める場合は代理店であるAfrel(アフレル)から直接購入するのが良いでしょう。

教育版のレゴマインドストームEV3の取扱店Afrel(アフレル)

教育版のレゴマインドストームEV3の取扱店Afrel(アフレル)

Afrelは教育用レゴLEGO Educationの日本正規代理店です。教材の販売だけではなく、ロボットコンテストやイベントの開催、教育機関向けにカリキュラムの提案や先生への講習なども開催している企業です。

レゴマインドストームEV3をAfrelで購入した場合、オリジナルの分かりやすい説明書やワークブックが付属されてきます。もちろん日本語で書かれていますので、制作過程でつまずいても大丈夫です。

Afrelの公式サイトでも他のお子さんが作ったロボットを動画で見ることができます。実生活でも活躍してくれそうなロボットの数々に驚いてしまいますよ。ロボット作りの参考にしてくださいね。 

Afrelの公式サイト

レゴマインドストームEV3で学ぶメリット

レゴマインドストームEV3で学ぶメリット

レゴマインドストームEV3は世界において利用者が多いため、ロボットコンテスト(ロボコン)などの世界的な大会出場を見据えて学ぶことができるのが大きな利点です。興味のある方はロボコンに出場するためのキットも販売されていますから、利用してみるのも良いでしょう。

また、なんと言ってもレゴブロックとの互換性は大変な魅力です。本体をレゴブロックで作り、レゴマインドストームEV3と組み合わせることでオリジナルのロボットを作ることができますから、小さなころからレゴに親しんでいたお子さんは特に楽しんで学習することができるでしょう。

対象年齢は10歳から

対象年齢は10歳から

レゴマインドストームEV3の対象年齢は10歳からとなっています。複数のモーターやセンサーを組み合わせて制御を行っていくことをメインとしているため、数学的な思考が育ってきた小学校4~5年生からを対象としています。

ロボット作りやプログラミングに興味があり、小学校入学前や低学年から触れさせたいという場合は、5歳からを対象にしたレゴWeDoを使用した学習がおすすめです。ロボット教室でも学習の導入としてレゴWeDoを使用する教室が多いですから、本格的な学習を前に自宅で体験したい場合に最適といえるでしょう。

レゴマインドストームEV3を教材に採用しているロボット教室

近年、学習指導要領の改革を受けて、ロボットプログラミング教室が増えてきています。中でもレゴマインドストームEV3を教材に採用しているロボット教室は数多く、それだけ応用性もあり深く学べるロボットプログラミング教材であるといえるでしょう。

Crefus(クレファス)

数あるロボットプログラミング教室の中で、教育版レゴを日本で初めて教材に導入したのがCrefus(クレファス)です。Crefusでは、小学校3年生以上を対象にしたクラスからレゴマインドストームEV3を採用しています。

小学3年生というと8歳から9歳ですから、レゴマインドストームEV3の対象年齢を下回りますが、その年齢でも楽しんで取り組めるような導入とサポートが教室の特色であり魅力と言えるのでしょう。

Crefusの修了生は理工系の大学、専門学校へ進学している方も多く、レゴを教材にして確かな実績を重ねているロボットプログラミング教室と言えますね。

Z会プログラミング講座with LEGO Education

講座の「発展編」として小学4年生以上を対象にした講座の中でレゴマインドストームEV3が使用されています。2年間のカリキュラムの中で、Z会オリジナルのテキストで学ぶ内容となっていますから、自分のペースでじっくりと取り組みたいお子さんにぴったりの講座です。保護者向けの冊子もついてきますから、お子さんがつまずいた時にヒントを出せるよう工夫もされています。

レゴマインドストームEV3を購入したものの、なかなか使いこなせない場合などに受講するのもひとつの方法ですね。

大人も夢中?レゴマインドストームEV3で学ぼう

レゴブロックをベースにロボットプログラミング教育の教材として日本だけではなく世界で採用されているレゴマインドストームEV3。その確かな品質は本格的にロボットプログラミングを学ぶ方ばかりではなく、一線で活躍している方も虜になるほどの応用性と発展性に満ち溢れています。

全世界で愛用者が多いため、動画サイトを中心にたくさんの作例を見ることができるのも魅力の一つです。それぞれが作ったものを参考にして、参考にされることで、やってみたいことをどんどん実現していくことができるでしょう。

お子さんのために購入したレゴマインドストームEV3のはずがいつしか親子で夢中になるなんてこともあるかもしれませんね。レゴマインドストームEV3で本格的なロボット作りに挑戦してみませんか?