本サイトにはプロモーションが含まれる場合があります

変わった形のブロックが楽しい!アーテックロボをレビュー

変わった形のブロックが楽しい!アーテックロボをレビュー

学校教材や教育玩具のメーカー「アーテック」が開発した「アーテックロボ」。

同社の人気商品「アーテックブロック」をベースにロボットを組み立てていくことができ、ブロック遊びの延長でロボットが学べると話題の教材です。

遊びの延長とはいっても、ロボットパーツはたくさんの種類があり、作りたいものに応じて単品で購入することもできますし、スクラッチをベースにしたプログラミングを施すことで二足歩行のロボットを作ることも可能です。

アーテック主催のロボットコンテストもあり、「アーテックロボ」でロボット作りを学ぶ人々はますます増えていくことが期待されます。今回はそんな「アーテックロボ」についてご紹介します。

アーテックロボは学校教育の場でも使われている信頼できる教材

アーテックロボは学校教育の場でも使われている信頼できる教材

「アーテックロボ」は学校教材、教育玩具の製造や販売をしているメーカー「アーテック」が開発したプログラミングロボットキットです。遊び感覚でブロックを組み立て、プログラミングをすることで、ロボット作りについて学ぶことができるのが特徴です。

全国の学校でもプログラミング学習の教材として採用されているということも、信頼できる点ですね。

ちょっと変わったブロック?アーテックブロック

ちょっと変わったブロック?アーテックブロック

アーテックブロックを初めて見た方はその不思議な形に「本当にいろんなものが作れるのだろうか?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

基本ブロックは、立方体のすべての面に穴が開き、突起の部分はひとつだけのシンプルな作りをしています。しかし、縦横だけではなく、斜めにもつなげていくことができ、国内外の有名玩具賞も多数受賞している注目のブロックなのです。

アーテックブロックからアーテックロボへ

アーテックブロックからアーテックロボへ

アーテックブロックで自分の思ったものを自由自在に作れるようになったら、ロボットパーツを加えて思い通りに動かせる「アーテックロボ」の世界へ足を踏み入れてみましょう。

アーテックロボはロボットプログラミング教育用にアーテックが開発したもので、アーテックブロック、ロボットパーツ(電子部品)、プログラミングソフトで構成されています。

ブロック遊びの延長に取り入れやすいロボットパーツ

ブロック遊びの延長に取り入れやすいロボットパーツ

ロボットパーツもアーテックブロックと同じように差し込むだけで組み立てが可能なので、ブロック遊びからの移行が自然にできるのも嬉しいポイントです。

ロボットを動かす基本となっているのはStuduino(スタディーノ)という基盤。これらにあらゆるコネクターやソケットが搭載されており、ロボットパーツを簡単につなげることができます。セットに入っている基盤は、ケースと台座が付いているので大変扱いやすく工夫されています。

ロボットパーツは単品で購入できる

多くのロボット学習用教材は一式セットで販売されていることが多く、故障した場合に限り単品で部品を取り寄せられるようになっている場合がほとんどです。

しかし、アーテックロボは基盤をはじめ、各種センサー(音、光、温度など)やコード、モーターが単品で購入できるようになっています。電子パーツ以外に、ギアや回転軸、タイヤなどの部品も揃っています。お子さんが作りたいものに合わせて買い足していくことで、より経済的にロボット作りへの興味を深めていくことができるでしょう。部品によっては8ピースや10ピースなどのセットで販売されていますから、ウェブサイト上のカタログで確認することをおすすめします。

ブロックは、もちろんアーテックブロックを買い足すことで増やすことができます。セットで購入することもできますが、単色をまとめて購入することもできますから、作りたいものの希望に合わせて買い足していくとよいでしょう。

プログラミングはレベルに合わせて2種類から選べる

アーテックロボのプログラミングにはStuduino(スタディーノ)ソフトウェアが必要です。基本的な基盤であるスタディーノは、パソコンやタブレット、スマホなどを広くカバーしていますから、使いやすい環境を選ぶことができます

また、スタディーノには軽量で簡易的な基盤であるスタディーノミニがあります。こちらは現在のところウィンドウズOSのみの対応となっていますので、拡張して遊ぶ場合などには注意が必要です。

スタディーノのプログラミングは大きく分けて2種類あります。子どもの理解度や意欲に合わせて選択できることも広い年齢の子どもに受け入れられている秘訣ですね。

アイコンプログラミングは簡単で取り組みやすい

アイコンプログラミングは簡単で取り組みやすい

まずは指示を順番に並べていくアイコンプログラミングを使ってみましょう。動作が描かれたアイコンを順に並べていくことでロボットを動かすという方法です。ロボットを少しずつ動かしながらプログラムを確認できるのも、アイコンプログラミングの分かりやすい利点と言えます。小学校入学前から低学年のお子さんに楽しめるプログラミングです。

ブロックプログラミングはスクラッチをベースにカスタマイズ

ブロックプログラミングはスクラッチをベースにカスタマイズ

アイコンプログラミングに慣れてきたら、繰り返しや条件分岐などの難しいプログラミングが十分にできずに物足りなく感じてくることもあるでしょう。そんな時はブロックプログラミングにステップアップすることをおすすめします。

ブロックプログラミングはMITメディアラボが開発したスクラッチと呼ばれるプログラミング学習ソフトをロボットプログラミング用にカスタマイズしたソフトウェアです。アイコンプログラミングでは物足りなかった繰り返しや条件分岐が行えることはもちろん、関数などを利用した本格的なプログラミング言語「C言語」に近いプログラムを組むことができます。

教室で学ぶのも面白い!アーテックエジソンアカデミー

教室で学ぶのも面白い!アーテックエジソンアカデミー

アーテックでは、アーテックロボを教材に採用したロボットプログラミング教室「アーテックエジソンアカデミー」も立ち上げています。

教室では毎月1体のロボットを組み立て、プログラミングをする流れで学びます。新しいロボットを作るときは、いきなりブロックを組み立てていくのではなく、これから学ぶロボットやその動きが実際の生活でどのように役立っているのかをテキストで楽しく学びます。それらを通じて、単にプラモデルを組み立てるような学びではなく、実際の生活と結びつけたロボットのあり方を考える良い機会となるでしょう。

子どもたちの理解度に合わせて「応用編」としてレベルアップミッションも用意されています。ゲームに挑戦するようにテーマが提示されますから、子どもたちも楽しんで取り組むことができますよ。

自宅で楽しむのもいいけれど、しっかり系統立てて学ばせたい、家では好きな物ばかり作っているので、広い知識を身に付けさせたいという方にはぴったりのカリキュラムとなっています。

まとめ

アーテックブロックは1歳半から遊べる大きな基尺のものからラインナップされている人気のブロックです。はじめは平面だけでつなげていた子どもも、慣れていくうちに立体のものや、より複雑なものを作っていきます。アーテックブロックはその特殊な形とつなぎ方で、子どもたちの創造性を高めて作品を作りこむことができるでしょう。

その一歩先を行くアーテックロボはブロック遊びの延長としてロボット作りやプログラミング学習ができる教材です。遊びの延長とはいっても、アーテックロボができることは奥が深く、パーツを買い足したり、プログラミングを組んだりすることで、非常に複雑で本格的な内容を学ぶこともできます。

アーテックではアーテックロボを使用した小中学生のための国際ロボットコンテストも開催しており、これからますますアーテックロボで学習する子どもたちが増えていくと期待できます。